2020/02/18
「残土(建設発生土)の処分も生コン屋さんで!」DIY・エクステリア
DIYで見過ごされがちな残土処分。作る方には目がいくけれど、作る前に地盤をすきとったり(削ったり)、削った分の残土をどう処分するかは実は結構な難問。そんな残土処分も生コン屋さんで引き受けてます!
エクステリアDIYで必ず発生する残土(建設発生土)の処分
すきとりと残土発生の様子(出典:https://shimizu-sk.co.jp/182737/)。
こちらはプロの施工者の手による工事ではあるけれど、意外と見過ごされてしまうのがこの「残土」。
とくにDIYerは作ることばかりに集中して「残土」なんて聞いたことも見たこともない。
だから、さて庭づくりをやるか、となったときに現実に気づく。
「あれ?なにこの大量の土。どこにおけばいいの?」
建設発生土は産業廃棄物ではないけれどその辺にポイというわけにはいかない
こちらは愛知県豊明市に操業する毛受建材さん(https://www.menjo.co.jp/)という生コン工場で行われている残土受け入れサービス。
結構意外なことに、生コン屋さんは残土処分を営んでいる。
その理由にはいくつかあるけれど、生コン工場の特徴として、
⚫︎敷地
⚫︎ストックヤード
⚫︎ダンプの出入り
⚫︎重機など設備
が挙げられる。
こうした特徴はすべて生コン工場操業に必要な条件となるのだが、それらはそのまま残土受け入れに応用される。
そのことに気づいた一部の生コン工場(すべてではない)の情報を生コンポータルでは発信し上級DIYerやプロ施工者に無料マッチングを開始する。
※参考記事:DIY×生コン「生コン工場無料マッチングサービス」アウトレット生コン・ブロック・砕石・残土処分・配筋代替・その他
掘り下げれば下げるほど、生コン工場はDIYと馴染みが深い。
近い将来。
「お庭作りをやろうかな」
と思った人が気軽に地元の生コン工場を訪ねるなんてことも起こせるはずだ。
そこではプロの生コン技術者の知見に触れることができる。
もっともっと生コンは身近になる。
そのことで素晴らしい景色が立ち現れるはずだ。
宮本充也