2020/02/14
「アウトレット生コン(残コン)なら安くお譲りします」マッチング
DIYで生コン使いたい。でも生コン屋さんちょっと敷居が高くてどんなふうに注文したらいいかわからない。現場で使われず工場に持ち戻されるアウトレット生コン通称「残コン」なら喜んで安価に手に入る?!全国で残コンが手に入る生コン工場をマッチング!
アウトレット生コン「残コン」とは?
生コン。
一般には知られていないが現場に持ち込まれた材料は全て使い切られることは稀。
現場では生コンが足りないと手待ちが発生するためあらかじめゆとりを持って注文する。
1m3で足りそうなら、1.25m3注文するように。
そして、実際0.9m3で足りた場合、0.35m3は不必要となり生コン車は荷下ろしすることなくそのまま持ち帰る。
これが、残コン。
やはりこれも一般に知られていないことだが、この残コンなんと生コン工場の経営や運営を圧迫する存在。
残コン(生コン)は時間の経過に伴い硬化する。
そのままにしていられないので適切な処理をしなければならない。
これには労務もコストも発生する。
敷地にゆとりのない都心部の生コン工場では残コンで破綻してしまった例もあるほどだ。
残コン(スラッジ)が生コン工場の構内に堆積している様子。
廃棄費用は年々高騰の一途を辿っている。
毎日昼前くらいから続々と戻ってくる残コンでDIYしませんか?
DIYerにとっても生コン工場はきっと敷居が高かろう。
どうやって注文したらいいかわからない。
ホームセンターみたいに気軽に入店しづらい。
電話もかけづらい。
勇気を出して連絡しても一見さんに対して生コン工場は冷たい。
それもそのはず。
生コン産業はゴリゴリのB to B業。
わけのわからんことを言い出す素人を相手にしていたらお得意様のニーズにお応えできない(失礼)。
ただ、そんな生コン工場でも喜んで運んでくれる生コンがある。
それが、アウトレット生コン。
上述したように処理するのに困る残コンなら発生したタイミングでご希望の場所に運んでくれる。
(もちろん、あらかじめ電話で予約をしておくべきだし、もしかしたらアウトレット生コンが必要数量発生しないかもしれないので事前の打ち合わせが必要)
余った生コンだ。
まさか定価で売るなんてことはないからご安心を。
(工場によって単価設定はまちまちなので直接相談するかフォームに問い合わせて確認してください)
ただし、一旦用いられてよそで納品された生コン。
JISマークはつけられることはない。
ただし、中身は立派な建築や土木現場で用いられたもの。
DIYで用いられる生コンとしたら上質なもの。
一般にはなかなか手に入りづらい上質な生コンが安価に手に入るのはDIYerからしたら垂涎の的だろう。
そして、生コン工場としても処分するのに困っているそれが安くても販売できることはこれまたありがたいこと。
DIYer、生コン工場、両者にとってWIN×WINの無料マッチングサービスが始まる。
宮本充也