2021/02/15
「そろそろ土間コン打設もアップデートしない?」繊維補強コンクリート
建築外構・エクステリアの常識「ワイヤーメッシュ(ステンレス・金網)」。土間コン打設に先立ち敷設されるその製品は駐車場2台分なら1枚2m2を最低15枚(30m2)必要に。嵩張るそれを現場に持ち込む、スペーサーの上に敷設する、結束する、不安定な上で打設する。「そろそろ土間コン打設もアップデートしない?」。締め固め前に繊維を撒くだけ。繊維補強コンクリート。
これまでの土間コン打設の常識
- かさばり面倒がつきまとうワイヤーメッシュの購入
- トラックへの積み下ろし現場に持っていくだけで大変
- 腰をかがめて敷設する作業に熱中症や立ちくらみ
- 重ね部分の「かぶり」確保が難しい
- 金網の上での施工は足元が不安定だし生コン敷設も捗らない
- ひび割れ抑制効果に関するエビデンスも不明
新しい土間コン打設の常識
- ワイヤーメッシュよりも安い繊維(Barchip)を購入
- 片手で持ち運びができる!何と1袋で30m2分!!
- 打設前の面倒な作業がない
- 撒いて締め固めると表層から20〜30mmに強固なひび割れ抑制ネットワークを構築
- 足元にメッシュがないので施工中もストレスフリー!
- ひび割れが出そうなところ(「でずみ」「やくもの周り」)に重点的に撒く!
◆カーポート土間コン打設前に敷設するメッシュが不要
◆製品価格は安いのに手間が消えてなくなる
◆時縮できるのでトータルコストも低減
◆メッシュ筋よりもひび割れ抑制効果は優れている(データもある)
◆施工時足元にメッシュがないため、打設もスピードUP
- 確実にお施主さんや施工店さんのお眼鏡にかなう製品です
- 繊維混和材"バルチップ"のメーカーBarchip社製
- 生コン車1台分(駐車場1~2台程度)でまずはお試し
- その良さを一度認識すれば今までなんでメッシュなんか敷いてたのか馬鹿らしくなる
「ふりかける配筋」で工事を楽に、お施主様にもハッピーを提供
苦労して敷設しているワイヤーメッシュのひび割れ抑制効果は不明瞭。
誰しも土間コンクリート打設前にメッシュ筋を敷設している。
今ではあまりにも当たり前すぎるその作業だが結構面倒では?
置き場や建材屋さんでダンプに積み込み、現場で荷下ろししてからスペーサーブロックの上に敷設して、結束して。
土間コンクリートは1日掛の作業だから掘削、残土処分、型枠工、そして配筋は前日丸1日の作業。
その常識が今最先端の施工者らの間で覆されようとしている。
土間コンの締め固め前にポリプロピレン繊維を30m2(駐車場2台分)1袋程度均一に撒くだけ。
タンピングで自然に2〜3cm沈み込みポリプロピレンのネットワーク構造を構築。
そのことでワイヤーメッシュ配筋以上のひび割れ抑制効果が得られる。
表層20〜30mmに構築されるネットワーク構造は収縮などによるクラック発生を抑止する。
仕上がり面の一例
20〜30mm沈み込むため、仕上げ面から繊維がはみ出すことはない。 万が一、はみ出してもライターなどの火で炙れば消える。
これ1袋で駐車場2台分(30m2)に適応される。
効果が不明瞭なワイヤーメッシュ配筋に比して本工法はエビデンスもバッチリ。
⚫︎参考記事: 「ワイヤーメッシュ要りませんのエビデンスが出た!」ひび割れ抑制効果立証・PP短繊維散布工法(その2)
その材料は生コン注文の際にお申し出いただければ生コン車の助手席に載ってやってくる。
ダンプトラックでわざわざホームセンターに走る必要はない。
30m2分が片手で軽々と持ち運ばれ運転手さんから手渡しで渡される。
ワイヤーメッシュよりも早くて、安くて、楽。
現在生コンポータルでは期間限定で庭コン登録施工者の方向けに無料モニター配布を行なっている。
⚫︎参考記事2: 「《無料》サービスがゾクゾク!」《お庭づくりは0円マッチング》庭コン便り 創刊号
条件は届いた補強繊維を撒いたり、タンピングで沈めたり、そんな作業の様子を動画や写真で共有するだけ。
これまでの配筋敷設作業が心からバカらしくなること請け合い。
土間コン打設の常識が大きく変化しようとしている。
なんで、ワイヤーメッシュ敷いてんの?
その理由、明確に答えられる人いる?
土間コンはアップデートされようとしている。
宮本充也